はちみつと子育て

はちみつを上手に使うと、ご家族がより健やかに暮らすことができます。皆さんが心配に思う、妊娠時や授乳中にはちみつを食べることができるのか？赤ちゃんにはちみつを与えて良いのか？など、ご家族の健康を守る大切な役割を持つママだから、知って欲しいはちみつの豆知識をご紹介します。

妊婦さん、授乳中のママにもおすすめ

妊婦さんも、授乳中のママさんも、はちみつを召し上がっていただくことに全く問題ありません。またお腹の中にいる赤ちゃんにも問題はありませんので、ご安心ください。はちみつは様々な種類の栄養素をバランス良く含んでいるので、むしろ健康管理が大切な時期の妊婦さんや授乳中のママにはおすすめです。

１歳未満の赤ちゃんにはＮＧ

1歳未満の赤ちゃんに、はちみつを与えないでください。天然のはちみつには、自然界に存在するボツリヌス菌がまれに混入することがあり、腸がまだ発達していない1歳未満の乳幼児が食べると、まれに乳児ボツリヌス症を発症する可能性があるためです。離乳食などを食べ始め1歳以上になると腸内も発達しているため、大人同様に食べても問題はありません。

勉強盛りのお子さんの集中力をサポート

はちみつの糖分のブドウ糖は“脳のガソリン”ともいえるもので、勉強や仕事で集中しすぎて疲れた脳の働きを活発にしてくれます。はちみつをたっぷり使った、はちみつレモンやはちみつホットミルクは簡単で勉強中の飲み物としておすすめです。なんと東大生も墨付きの、はちみつを使ったドリンクやおやつが紹介されている本も出版されています。
「東大おやつ教室　-東大料理愛好会-」新潮社より

運動をされるお子さんをサポート

はちみつの糖分は砂糖とは違い、単糖類のため素早く吸収しエネルギーに転換されます。そのため、激しい運動で疲れた体に素早くエネルギー補給ができ、体力を維持し良い動きを保つことが出来ます。マラソン選手をはじめ多くのアスリートがはちみつを使ったドリンクを飲んでいるのは理由があるんです。はちみつ入りのドリンクや、レモンのはちみつ漬などは最適です。

はちみつ牛乳・豆乳の組み合わせで安眠

牛乳や豆乳の中には、心の安定や睡眠を促す素となる「トリプトファン」というアミノ酸が含まれています。そしてはちみつには、トリプトファンをより吸収しやすくしてくれる「ブドウ糖」がたっぷり。そのためお休み前の飲み物として、はちみつホットミルクはピッタリです。ストレスを感じている時などにも、良いと言われています。

がんばる子育てママの美を応援

育児も家事もがんばって、いつも自分のことは後回し。そんな忙しいママは、はちみつが美のサポートいたします。糖度が高く水分量の少ないはちみつは、空気中の湿度を吸い込む吸湿性が強いため、高い保湿力を持っています。そのため、いつもの洗顔にはちみつを１～２滴混ぜて使うと、普段の肌の保湿力とモチモチ感も違ってきますよ。