【profile】
栄養士/ベジフルビューティーアドバイザー
山下 枝利子 Eriko Yamashita
保育園栄養士、大手食品メーカー、東京のカフェ勤務などを経て、現在は食×美を軸に栄養士として活動。五感が喜ぶこと、インテリアや食卓まわりのコーディネートなど暮らしにまつわることが好き。
Instagram @eri_k_o_


立冬を過ぎ、だんだんと冬の訪れを感じてきた今日この頃。
暖かいお布団から出るのが嫌になってしまいそうですが、そんな時こそわたしは朝食に“お楽しみ”を用意します。

清々しい空気を感じられる朝とその空気感の中で食べる朝食が
大好きなのですが、翌朝に作りたいものや食べたいものを用意して、就寝前から翌朝のことを考えてはワクワクしながら眠りについています。

この日は、ロメインレタスとりんご、カマンベールチーズがあったので、サラダを作りました。
私は、普段からドレッシングを常備しておくことはほとんどなく、手作りすることが多いです。
手作りといってもとても簡単で、オリーブオイルと柑橘の果汁、
はちみつなどを混ぜるだけのもの。


今回は、三代目の蜂蜜、オリーブオイル、レモン果汁を1:1:1の割合で混ぜたものに塩とこしょうを少々。
レモン果汁の代わりに、白ワインビネガーやバルサミコ酢などお好きなお酢でも代用が可能です。


もうひとつ、朝食に用意したのは、網で焼いたイングリッシュマフィンに、バターと結晶化したはちみつをのせたもの。


二代目の蜂蜜が結晶化してしまい、どうやって使おうか考えていました。
私以外にもご経験がある方、いらっしゃるのではないでしょうか?


どうしてこのようになるのか、調べてみたら
長坂養蜂場さんのホームページの中にわかりやすい説明がありました。

「はちみつに含まれる糖類の、果糖よりもブドウ糖の方が結晶化しやすいため、ブドウ糖の多いはちみつがより結晶化しやすくなります。真っ白に結晶化しても、45度前後のお湯で湯煎していただくと、元通りのはちみつに戻り、問題無く美味しく召し上がれます。」

とのことでした。
結晶化した二代目の蜂蜜は、固くなることはなく、白くクリーミーな状態。少しジャリッとする食感が特徴で、クレープやスコーン、フレンチトーストなどと一緒に食べるのもいいなぁと思いました。
個人的にはとても好み。


同じはちみつとは思えないほどの甘味と食感、色の変化。
自然界がもたらす嬉しい副産物でした。


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