【profile】
栄養士/ベジフルビューティーアドバイザー
山下 枝利子 Eriko Yamashita
保育園栄養士、大手食品メーカー、東京のカフェ勤務などを経て、現在は食×美を軸に栄養士として活動。五感が喜ぶこと、インテリアや食卓まわりのコーディネートなど暮らしにまつわることが好き。
Instagram @eri_k_o_
だんだんと温かくなり、春らしい陽気になってきましたね。
たんぽぽやつくし、桜の開花など、春の訪れを感じながら朝食用に作った、りんごとはちみつのチーズトースト。作り方はいたって簡単です。
食パンにスライスチーズとスライスしたりんごを乗せて、トースターで約3分。その後にはちみつをかけて頂きます。
りんごは今回青りんごを使いましたが、お好みのりんごで構いません。少し加熱してはちみつで煮たスライスりんごを乗せてもとっても美味しいです。
生のりんごで作ると程よくシャキシャキ感が残るので、どちらもそれぞれの美味しさがあります。
トースターで焼いている間にミルクティーを淹れたのですが、ほんのりと優しい甘さを付けるのには二代目の蜂蜜がピッタリではないかと前々から思っていました。
2人分のミルクティーにほんのすこし。2滴程加えるのが私のお気に入り。濃い目に淹れたミルクティーと、りんごとはちみつのチーズトーストで心もお腹も満たされる朝食になりました。
この日は、静岡県発の柑橘、スルガエレガントを収穫。
スルガエレガントは「文旦」と「川野夏橙」を交配させてできた早生品種の甘夏です。甘夏よりも糖度が高く、酸味が少ないのが特徴。
元気な黄色の実と緑の生き生きとした葉が青空に向かって伸び、力強い生命力を感じました。
果実や草木、花々もそうですが、自分がいちばん輝ける季節を知っていて、周りと比べることもなく、ただそこに実り咲く…という凛とした姿から感じること、学ぶことが多いなぁと収穫をしながら考えておりました。
こちらは収穫したスルガエレガントを使用して作った副菜。
塩揉みした人参とスルガエレガントの果肉、オリーブオイル、白ワインビネガー(お酢やレモン果汁でも代用可)、はちみつであえるだけの簡単メニュー。
和食、洋食、エスニック、なんでも合います。色彩もキレイなので、春の食卓におすすめです。
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