【profile】
インナービューティー料理研究家
國塩 亜矢子 Ayako Kunishio
インナービューティー料理研究家、フードコーディネーターとして各種メディアでレシピコラムや美容栄養学の連載を持つ。趣味はファミリーキャンプ。
まじめな野球少年&おてんばガールの二児母として子育てママ向けのコラムも発信中!
Instagram @enjoytable_by.a


10月は寒暖差が気になる、本格的な秋の到来。
遠足や運動会など子ども達の楽しい行事も増えるこの時期は、体調管理がいつも以上に大切になってきます。母としては気が抜けません……!

はちみつは高い抗菌性で、喉のイガイガを防ぐなど風邪予防にも欠かせない食材。
楽しいイベントを絶対に休みたくない!と願う子ども達もサポートする親も、健康維持のために毎日何かしらの方法ではちみつを取り入れている我が家。

●朝ごはんにもおやつにも!パンプディング+はちみつ

最近の子どものお気に入りは、残ったパンを手軽にアレンジして楽しめるパンプディング。卵と牛乳で作った卵液、一口サイズにちぎったパンを耐熱性のマグカップに入れて、電子レンジで数分加熱したら、仕上げにはちみつをお好きなだけ回しかけます。

朝ごはんにはもちろん、育ち盛りの子どもたちのおやつタイムにもぴったり。
私はこれにシナモンパウダーをかけてアレンジすることも。余ったパンを活用できるお手軽はちみつレシピです。

●リフレッシュタイムに!レモネード+はちみつ

もうひとつはレモネード。レモンが大好きな娘のために、国産の無農薬レモンを見つけたら即買いの我が家。レモネード液(市販でもOK)に、薄くスライスして種を取ったレモンを一晩漬け込むだけですぐに作れるレモンシロップ。
手作りのレモネード液はお酢や砂糖、はちみつなどがベースですが、気分に合わせてローズマリーなどのハーブやカルダモンやシナモンなどのスパイスを加えてアレンジするのも楽しい。
レモンを漬け込む液自体にもはちみつをたっぷり加えますが、ソーダや水割りで飲む直前にもはちみつを少し足すのがポイント。それぞれが好みや気分に合わせて甘さを調整できる我が家の人気のドリンクです。
肌寒い日はホットレモネードにすると体も芯から温まりますし、風邪予防にもぴったり。
レモンの酸味とはちみつの甘みのマリアージュは、気分をリラックスさせてくれます。

●あと一品欲しいときに!アボカド+はちみつ

良質脂質や食物繊維たっぷりのアボカドは、美容と健康をサポートする食材として人気ですが、一度に食べきれず野菜室に保管しているうちに黒ずんでしまうことも。
そんな時によく作るのが「アボカドハニーチーズ」。(私のおやつかキッチンでのおつまみになることがしばしば……)
半分に切って種を除いたアボカドにピザ用チーズをのせてトースターで焼き、はちみつをたっぷり加えたらスプーンですくっていただきます。
お好みのスパイスをまぶせば味変も自由自在。あと一品欲しい!という時にもおすすめですよ。生ハムやツナ、コーン缶など残り食材を加えてもおいしいんです。

大人も子どもも楽しめる簡単はちみつレシピは、お肌の乾燥やのどの調子が気になりはじめるこれからの時期にもピッタリ。
秋の行事を存分に楽しむためにも、はちみつのある暮らしを楽しみ続けたい我が家です。


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