【profile】
インナービューティー料理研究家
國塩 亜矢子 Ayako Kunishio
インナービューティー料理研究家、フードコーディネーターとして各種メディアでレシピコラムや美容栄養学の連載を持つ。趣味はファミリーキャンプ。
まじめな野球少年&おてんばガールの二児母として子育てママ向けのコラムも発信中!
Instagram @enjoytable_by.a


季節は秋に少しずつ移行し、朝晩は涼しく感じることも増えました。
長いようで短かった子どもたちと過ごす夏休みも終わりに近づき、新学期準備のドタバタはあるものの、ほっとするようで少し寂しい……という不思議な気分の今日この頃。(子育てママあるあるですね)
そんな時に心を落ち着かせてくれるのが「はちみつ」。
初回のコラムでは、我が家のはちみつの楽しみ方をシーン別ドリンクでご紹介します。

1) 子どもたちを見送った朝に

お弁当準備に息子の見送り、洗濯して、娘の登園付き添い……
娘がまだ幼稚園児なので、私の朝時間はまだまだ何かと忙しい。
送迎後の午前9時半~10時頃はやる気スイッチを入れるための大切なブレイクタイムです。
二杯目のコーヒーを近所のカフェでゆっくり飲むこともあれば、自宅でゆっくりコーヒーや紅茶を入れて一息つくことも。特に紅茶を飲む際は、お気に入りのはちみつをひとさじ加えて「はちみつティー」にするのがお気に入り。

栄養満点のはちみつは、美容・健康面でも欠かせない食材。
朝のドリンクに「ちょい足し」することで心も体も何だかいい感じに!

2) 子どもたちとのおやつタイムに

小学校や幼稚園から帰宅した子どもたちと、おやつを楽しむ午後3時。
子どもたちのおやつの相棒として欠かせない牛乳に、はちみつを少し加えるだけで、ちょっとカフェ気分に浸れるハニーミルクが完成!
ほんのり甘みが加わった牛乳は、子どもたちも少しリッチな気分になれるようでお気に入りなんです。
学校に幼稚園……それぞれの環境で頑張って帰ってくる子どもたちにとっても「ご褒美の一杯」はとても大切。
「今日こんなことがあったよ~!」なんて会話も自然と弾みます!
牛乳単体で飲むより栄養価も高まるので、ハニーミルクは親としても安心の一杯です。

3) 就寝前のリラックスタイムにも

就寝前、特に涼しくなってくるこれからの時期は「秋の夜長」をゆっくり楽しみたいもの。子どもがまだ小さいうちは寝かしつけに必死で一緒に寝落ちしてしまうこともしばしばでしたが、ここ数年は寝かしつけた後(寝かしつけなくても疲れて3秒で寝ていることも増えました)見たかった映画をゆっくり見たり、溜め込んでいた本を読んだり……私にとってのゴールデンタイムが増えつつあります。

そんな「日常の中の特別なひとり時間」には、カフェインレスのハーブティーやお気に入りの洋酒を相棒に。ブランデーや赤ワイン、サングリアなどにはちみつを少し加えると、やさしい甘みが加わり、リラックスタイムがより心地良く!
子どもが小さいとお洒落をして友人とBarに出かけるなんてことには、なかなか縁がなくなってしまいますが、こうしてアレンジドリンクを楽しめば自宅がとっておきのBarに!これはこれで気楽で最高なんですよね。

はちみつが与えてくれる、とっておきのおうち時間。
自然と親子の会話が弾んだり、ご褒美のような一人時間をゆったりと楽しめるから不思議。
これからも暮らしの中の様々なシーンで、末永くお世話になりそうです。