【profile】
フードコーディネーター
渡辺 ゆき Yuki Watanabe
料理はもちろん、スタイリングから執筆までこなす。現在フォトグラファーの夫小林キユウ氏と高校生の女の子の3人暮らし。お料理のプロが暮らしの中で使うはちみつ活用術をご紹介します♪


早くも年の瀬。おせちは作らない!という方も多いようですが、1時間もあれば3品できる簡単おせちを作ってみませんか? ポイントは、「三代目の蜂蜜」を使って、時間が経ってもしっとりおいしく仕上げること。どれも、最小限の材料で簡単に作れるので、普段のお惣菜としてもおすすめですよ~。


 

お正月らしい食材は一切ナシ! 思い立ったらいつでも作れます。はちみつマスタードチキンドロール
【材料】1本分 【時間】20分
・鶏もも肉(または、鶏胸肉)…大1枚
・赤・黄パプリカ…各1/4個
・さやいんげん…2本
・酒…大さじ3~4
「三代目の蜂蜜」…小さじ1
・A(「三代目の蜂蜜」、粒マスタード各大さじ1、しょうゆ小さじ1)
・塩、こしょう、油…各適量
・たこ糸…お肉を巻ける長さ
※野菜はにんじんやセロリ、アスパラガスなどお好みのでOK!

●はちみつ伊達巻き
【材料】18.5×13.5cmの卵焼き器1台分 【時間】20分
・はんぺん…1枚(約100g)
・卵…3個
・A(「三代目の蜂蜜」⼤さじ2と1/2  しょうゆ⼩さじ1/2 塩小さじ1/5 )
・油…適量

●甘栗きんとん
【材料】作りやすい分量 【時間】20分
・さつまいも…300g
・むき甘栗…100g
・A(「三代目の蜂蜜」大さじ2~3 さつまいものゆで汁100㎖ 塩少々)


では、はちみつマスタードロールチキンから。まずは鶏肉の厚いところを切り開き、何となく厚さを揃えます。こうすると火が通りやすく、全体に均等に巻けます。両面に塩こしょうをふって、皮目を下にして置き「三代目の蜂蜜」を薄く塗って、しっとりおいしい隠し味に。
続いて、それぞれ1㎝幅の細切りにした野菜を巻きます。今日はパプリカといんげんを巻きましたが、にんじんやセロリ、アスパラガスなどお好みの物をお使いくださいね。たこ糸を巻く前に楊枝で2カ所くらい留めておくと巻きやすいのでおすすめです。
巻けたら、油を中火で熱したフライパンで焼きます。表面に焦げ目をつけたら、酒をふって弱火でふたをして蒸し焼きに。途中で何度かころころ~っとして、焦げつきを防止。10分ほど焼き、ふたをしてそのまま粗熱をとってから食べやすく1㎝幅にカット。器に盛って混ぜたAを添えます。
次は、はちみつ伊達巻きを作ります。ミキサーにちぎったはんぺん、割り入れた卵、調味料Aを入れて撹拌して焼くだけ。意外に簡単なのですが、ポイントは油を薄くしいた卵焼き器を熱したら、濡れたふきんの上でさっとクールダウン。こうすることで、表面を焦げすぎないようにします。ごく弱火で卵焼き器に生地を流し入れたら、
アルミホイルで覆って表面が乾いてくるまで10分ほど焼きます。
片面焼けたら平らな皿に取り出して、皿ごとひっくり返して卵焼き器に入れて反対側も焼きます。
卵焼き器に戻したら4~5分焼きます。
焼けたら先に焼いた面を下にして巻きすにのせ、横に3~4本切り目を入れます。手前端からきっちり巻いてしばらく置いたら完成~!!
両端を輪ゴムで留めて、そのまま冷やして食べやすい厚さに切ります。最後は、甘栗で作るきんとん。きんとんが大好きな娘からふだんも食べたい! とリクエストされて作るようになりました。甘栗とさつまいもと、「三代目の蜂蜜」と。これならいつでも作れてお財布にも優しくて(笑)。「三代目の蜂蜜」で栗の甘露煮いらず、最高です!!!
2㎝角に切ったさつまいもを水にさらし、水けをきります。鍋にさつまいもを入れかぶるくらいの水を加えて中火にかけます。沸騰したら弱火にして、竹串がすっと通るまで10分ほどゆでます。ゆでたさつまいもの湯を切り、熱いうちにすりこ木やマッシャーでつぶします。ゆで汁は最後に混ぜ合わせますから100mlとっておいてくださいね。あとはゆでてつぶしたさつまいもにAと甘栗を混ぜるだけ。とっても簡単なので、ぜひ作ってくださいね!
それぞれをお重やお皿に盛ったら完成です♪ 皆さま、よいお年をお迎えください。

【おまけの一品】
はちみつたたきごぼう
【材料】作りやすい分量
・ごぼう…1本(200g)
・A(酢大さじ1、水4カップ)
・B(三代目の蜂蜜、しょうゆ、酢各大さじ1、白すりごま大さじ2、塩小さじ1/4)
【作り方】
1.ごぼうは皮をこそげ落とし、鍋に入る長さに切って水にさらす。
2.鍋にA、ごぼうを入れて中火にかけ、沸騰したら4~5分煮る。湯をきって縦半分に切り、すりこ木で軽くたたきく。食べやすい長さに切って混ぜたBに2~3時間浸ける。