皆さま、こんにちは。
ぬくもり工房の川辺です。

2月も後半に突入し、少しづつ春の訪れを感じさせるような日が増えてきました。3月からは新しく40期が始まるので、私自身も3年目に向けて気が引き締まる想いです。

2年目を振り返って一言で言い表すのであれば、「何より1年目より断然楽しかった」です。
今思えば、1年目はとにかく不安定でした。
当時は母との関係も決して良くはなかったので、(前回掲載したブログ、「はちみつが繋いでくれた、母との関係。」より。)仕事でいくら頑張ろうと思っても、一番身近な家族に心のどこかでコンプレックスを抱えていたからか、当然空回りするばかりでした。

長坂養蜂場の「マニュアルのない接客」という言葉に惹かれて入社し、接客自体も好きだったので研修期間当時は当然店舗に配属になるものかと思っていました。

しかし実際は思いもしなかった工房に配属となり、何がしたくて長坂養蜂場に入社したのかを見失ってしまった1年目でもありました。

(店舗研修時期に初めて上手に巻けたソフトクリーム、納得の巻きができるまで3ヵ月かかりました。完璧主義かつ超負けず嫌いだったので、あまりの自分の下手さに落胆し、ソフトクリームが夢にまで出てきました。)

当時に比べれば、今が1年目より良く感じることは当然なのかもしれません。それでも今は、工房に配属されて心から良かったと感じています。

何より、2年目をより良いものに感じさせてくれたのは、関わってくれる周りの人の存在が大きかったです。
思いもよらず工房に配属が決まった当初、あるパートナーさんが私の腕を掴んで心から配属を喜んでくれた時のことを思い出すと、それだけで今も背中が押されます。

シスター(メンタルケアを目的とした、入社1年目全員につく専属の先輩の総称。)を退職により2度失った私のことを「シスターじゃなくてマザーだね。」と抱きしめてくれた工房の上司は、私の完璧主義なところを長所に変えて、めいっぱい褒め続けてくれました。

会社の人だけではなく、母との関係が改善した今では、母も私を見守り続けてくれる大切な存在です。

(社内で賞を取った時には私が涙をこらえる中、シスターである工房の先輩は誰よりも涙を流してくれていました。流石にもらい泣きするところでした。)

3年目は、1.2年目にこれまで沢山支えてもらった分、次は自分が誰かの心の支えになったり、誰かに伝える人になりたいと思います。
(入社時に発表した自己紹介プレゼンの一部です。当時想像していたのとは違う環境にいますが、今もこの想いは全く変わっていません。)

もし、これから新社会人を迎える方が見てくれていたら、心から応援しています。学生の頃に想像していた長坂養蜂場で働く自分の姿と今は180°違いますが、それもまた楽しいです。

今日もあなたの心が「ぽっ」と温まりますように。