【profile】
インナービューティー料理研究家
國塩 亜矢子 Ayako Kunishio
インナービューティー料理研究家、フードコーディネーターとして各種メディアでレシピコラムや美容栄養学の連載を持つ。趣味はファミリーキャンプ。
まじめな野球少年&おてんばガールの二児母として子育てママ向けのコラムも発信中!
Instagram @enjoytable_by.a



部屋とワイシャツと私……的に、リズミカルに脳裏に浮かんだ今月のタイトル。

2月、いよいよ「真冬」という名のトンネルの出口が見えはじめ、トンネル出口の先に春の気配がふわっと漂う季節になりましたね。

体感的にはまだまだ冬。だけど、心情的には先取りで春。
そんな2月という季節に欠かせない私的マストフードが「コーヒーと焼き菓子とはちみつ」。

コーヒーは、まだまだホットで楽しみたい。
焼き菓子がその隣にあるといい。
おまけにはちみつもあると、もっといい。

濃いめに淹れたコーヒーにも焼き菓子にも、その日の気分でほんの少しだけ、はちみつを合わせるのが好き。
やさしい自然の甘み、まろやかな風味は、まだまだ肌寒い2月の体を芯からぽかぽかとやさしくあたためてくれるから。


焼き菓子は、レモンケーキやアールグレーパウンドなど甘すぎないしっとり系や、スコーンなんかが気分。はちみつやジャムを添えると、しあわせな気分で味変を楽しめます。

ところで2月と言えば、「今年の目標」の外枠がぼんやりと定まる頃。
筆者も日常の中で叶えたい小さな目標から、ちょっと背伸びしてでも叶えたい・叶うといいな……といった大きめの目標など、いくつかカフェでのひとり時間に手帳に書き出しました。(もちろん、コーヒーと焼き菓子をお供に)


小さな目標としては、毎月新しく本(仕事関連以外の本が理想)を2冊読むこと!
本は、何といっても新しい世界を、旅をせずとも広げてくれるのが一番の魅力。ページをめくる度に、知識や気づきをどんどん与えてくれる書籍は、柔軟性がなくなりがちな大人にこそ必要だと年々感じています。

冬のおうち時間は、子どもたちと読書タイムを作ってお気に入りの本を紹介しあうことが増えた我が家。
子どもたちが小学校の図書室で借りてきて面白かった本、昔からの大好きな絵本のお気に入りページなど、好きな理由を共有するのはなかなかよい時間。


大人も「なるほどな~」「うんうん、このフレーズいいよね」と改めて感じたり、子どもたちの感性に、ほほぅ! と驚いたり……心あたたまる親子時間を過ごせます。

コーヒーと焼き菓子とはちみつをお供に、2024年をより良い毎日にするためにも、親子でどんどん本を読んでいきたい。

体も心もあたたまる冬時間。今年も最後まで味わい尽くして、新しくやってくる春を迎えたいと思います。


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