【profile】
フードコーディネーター
渡辺 ゆき Yuki Watanabe
料理はもちろん、スタイリングから執筆までこなす。現在フォトグラファーの夫小林キユウ氏と高校生の女の子の3人暮らし。お料理のプロが暮らしの中で使うはちみつ活用術をご紹介します♪
年が明け、寒さが一段と厳しくなり、温かいものが恋しい季節になりました。こんな時期に食べたいのが、モツの煮込み。味噌でじっくり煮込み、仕上げに「二代目の蜂蜜」をぐるっとひと回し。柔らかなモツに、味噌とはちみつの甘みがじんわりしみたおいしさと言ったら!
お酒のおとも、のイメージが強いモツの煮込みですが、白いご飯にもぴったり。ぜひお試しくださいね。
材料はこちら! 一度にたくさん煮た方がおいしいので、モツはたっぷりと500~600g用意。【材料】3~4人分 【時間】約70~80分
・豚モツ…500~600g
・大根…1/4本(250g)
・にんじん…1/2本(100g)
・こんにゃく…1/2枚
・A(水2カップ、酒1カップ、しょうがの薄切り1片分)
・B(みそ大さじ4~5、しょうゆ大さじ1)
・「二代目の蜂蜜」…大さじ2
・万能ねぎの小口切り、七味唐辛子…各適量
まずは、野菜をカット。厚さ1㎝くらいのいちょう切りにします。今日は大根とにんじんを使いましたが、ごぼうなどもおいしいです。あとは、こんにゃくもお忘れなく。こんにゃくは5㎜厚さ×2㎝四方くらいに切ります。
モツは、ボイル済みと書かれているものも、下ゆでがマスト。数分間下ゆですることでくさみを取り、脂肪も落ちておいしく煮ることができますよ。
鍋にモツと水をたっぷり入れて煮立て、ゆで汁を捨ててモツを水で洗って水けをきります。下ゆでしたら、水できれいに洗ってぬめりも取ります。では、いよいよ煮始めます。鍋に、Aのモツ、酒、しょうがを入れて煮立てます。
煮立ったら、ていねいにアクをすくいます。しっかり煮立てないとアクが出てこないので、強火で煮立てるのがコツ。
野菜を入れる前に、モツが柔らかくなるまでだいたい30~40分煮ます。
続いて、野菜とこんにゃくを投入。
野菜に火が通ったところで、Bの味噌と酒を加えてさらに煮ます。ここで「二代目の蜂蜜」を入れちゃうと風味が落ちるので、蜂蜜はもう少々お待ちを。
最後に、「二代目の蜂蜜」をぐるぐるっとひと回し。
さっと煮たらできあがり!
モツの煮込みは、翌日になるとさらに味がしみるので作りおきにもぴったり。翌日は、そのまま温めて食べるほか、煮込みうどんにするのもおすすめですよ!
【作り方のおさらい】
1.大根、にんじんは1㎝厚さくらいのいちょう切りにし、こんにゃくは5㎜厚さ×2㎝四方くらいに切る。
2.鍋にモツと水をたっぷり入れて煮立て、ゆで汁を捨ててモツを水で洗って水けをきる。鍋に戻し入れ、Aを入れて強火にかけ、煮立ったらアクをすくう。弱火で30~40分煮る。
3.1を加えて15分くらい煮たらBを加えて混ぜ、さらに15分くらい煮る。二代目の蜂蜜を加えて混ぜ、さっと煮たら完成。好みで、万能ねぎと七味唐辛子をふる。