【profile】
栄養士/ベジフルビューティーアドバイザー
山下 枝利子 Eriko Yamashita
保育園栄養士、大手食品メーカー、東京のカフェ勤務などを経て、現在は食×美を軸に栄養士として活動。五感が喜ぶこと、インテリアや食卓まわりのコーディネートなど暮らしにまつわることが好き。
Instagram @eri_k_o_
12月も残すところあとわずか。
師走は文字のごとく、本当に過ぎ去るのが早いです。年末まではみなさんもやることが目白押しなのではないでしょうか?
私はアルコールに弱く、お酒(特にワイン)の味は大好きなのですが、それこそ動悸がしてきてしまうレベル。どうしても飲みたいときは、3倍くらいの量のチェイサーを用意してゆっくりゆっくりお食事と一緒に楽しみます。
そんな私でも楽しめる冬のお楽しみは・・・。
アルコールを飛ばし、さらに飲みやすくした柑橘とスパイスが香るほんのり甘いはちみつホットワインです。
今回は、オレンジとりんご、シナモン、クローブ、ブルーベリーを使用しました。スパイスが効いていてフルーティーなホットワインは体ぽかぽかと温まります。
簡単なレシピはこちら。
①オレンジは皮をよく洗って、5mm幅の輪切りにします。(3~4枚使用)
②鍋に赤ワイン150㏄とオレンジジュース100㏄、はちみつ大さじ1を加え軽く混ぜ合わせて、オレンジなどのフルーツとスティック状のシナモン、クローブ、などを入れて、火にかけます。
③②を沸騰しすぎないように気を付けながら温めます。
少し調べてみると、さまざまなレシピが見つかりますが、基本は赤ワインに輪切りにしたオレンジなどの柑橘、スパイス、そして甘味を加え、煮立ちすぎないように沸騰直前までゆっくりと温めるだけ。
ヨーロッパではホリデーシーズンに欠かせない飲み物なんだとか。イギリスでは「モルドワイン」、ドイツでは「グリューワイン」、北欧では「グレッグ」という名で親しまれている冬のワインカクテルです。
スパイスは、シナモン、クローブ、ナツメグのほか、ローリエ、八角、カルダモンなどを加えても。
クリスマスは過ぎてしまったけれど、年末年始、ご家族や仲間で集まる機会も多いかと思います。お好みの柑橘やフルーツで少しずつ素材を変えてみながら、オリジナルのレシピを発見するのも楽しいのではないでしょうか。
今年もこちらのコラムを通し、いろいろな出会いや発見がありました。はちみつの可能性、組み合わせは無限にあり、少し加えるだけで優しい甘さが気持ちにまで作用しほっと安心した気持ちになったり、いつの間にか欠かせない存在になっています。
来年もみなさまに楽しんで頂ける記事を書けるよう引き続き精進して参りたいと思いますので、どうそよろしくお願い致します。
それではみなさま、良いお年をお迎えくださいませ。
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