【profile】
インナービューティー料理研究家
國塩 亜矢子 Ayako Kunishio
インナービューティー料理研究家、フードコーディネーターとして各種メディアでレシピコラムや美容栄養学の連載を持つ。趣味はファミリーキャンプ。
まじめな野球少年&おてんばガールの二児母として子育てママ向けのコラムも発信中!
Instagram @enjoytable_by.a
子どもたちの二学期も始まり、すっかり通常運転にも慣れてきた9月半ば。
小さなキッズと共に夏休みを乗り切った世の中の全てのママさんたちと、静かに心の中で乾杯した夏休み最終日の夜でした。
●朝ごはんテーブルをやさしく見守る「はちみつ」
さて、すっかり日常が戻った我が家は相変わらずドタバタなのですが、家族が確実に顔を合わせる「朝ごはんタイム」の良さをしみじみ感じては、ほっこりしていたりもします。
そんな朝ごはんテーブルに欠かせないのが「はちみつ」。
主張しすぎず、テーブルのすみっこでみんなを見守ってくれている……我が家の朝ごはんテーブルにあるはちみつは、そんな存在。
カリッと焼いたトーストに、ヨーグルトに、グラノーラに、季節のフルーツに……それぞれがカスタマイズして好みの食べ方を楽しめる、はちみつ。
子どもたちはヨーグルトにトッピングするのが定番の食べ方。
メイプルシロップが定番のホットケーキにも、たまにシロップをはちみつに代えたりして楽しんでいます。写真のこの朝は、小さなデニッシュパンにほんの少しはちみつを加えていました。
「そのはちみつの食べ方、おいしい?」「これにもはちみつ、意外と合うよ!」
なんて会話も楽しい賑やかな我が家の朝時間です。
●秋ならではの偏愛マリアージュとは?
この時期、私は朝ごはん以外では旬のいちじくにはちみつを合わせるのがお気に入り。
まさに秋ならでは、期間限定……という感じで、秋という季節を存分に味わえる大好きなマリアージュなんです。
朝のフルーツとしてはもちろん、空腹時にマスカルポーネチーズやクラッカーと合わせてはちみつをひとさじ垂らせば、おやつタイムにピッタリな即席パフェに。
木漏れ日タイムに一息つきながら、こちらをささっと作って飲み物片手にゆっくり堪能するのは至福のひと時だったりします。コーヒーや紅茶にはもちろん、スパークリングや白ワインとも合うんです。
●おつまみ作りにも、はちみつをひとさじ
生のいちじくにはもちろん、オリーブオイルで軽く焼いたいちじくにはちみつをかけてもおいしいですよ。ブラックペッパーを少しまぶしたりバルサミコ酢を加えれば、コクのある赤ワインに合うおつまみになります。
家族で賑やかにすごす朝時間。
料理しながらキッチンでつまみつつ軽く飲む夕時間。
暮らしの様々な食シーンにそっと寄り添い、自由なアレンジを楽しめるはちみつ。
この秋はどんな新しいカスタマイズを楽しむか、どんな食材とのマリアージュを楽しもうか、今からワクワクしています。
皆さんも実験感覚で、旬食材にはちみつを加えて楽しんでみてはいかがでしょう?
きっと知らなかった味わい、新たなおいしさ、そして楽しさに出会えるはずです。
はちみつは高い抗菌性で喉のイガイガを防ぎ守ってくれる働きもあるため、季節の変わり目の風邪予防のためにも欠かせません。これからの時期の体調管理にも嬉しいですね。
この秋は是非、はちみつの様々な味わいを楽しみながら健やかな体づくりを!
【最新のコラムは、メールマガジンでお知らせしています】
メールマガジン(毎週木曜)の登録はコチラ!