歳を重ねてきたせいか、素朴な食事が一番のごちそうと感じることがあります。

ご飯と味噌汁、これさえあれば充分。そこに、ごはんのお供があれば、完璧。何も言うことはありません。いざという時にササッと用意ができて、それでいて美味しくいただけるもの。ご飯のお供は、文字通り、ワタクシにとって生活になくてはならない存在です。

ワタクシが一番好きな味噌汁の具材は、豆腐と油揚げ。そこに、ネギを散らしたものがダントツです。あと、ご飯のお供で言えば、納豆、塩こんぶ、塩辛、板のり、ゆかり…。ながさかの品でいうと、はちみつ梅干しはちみつ肉味噌などです。納豆や梅干し、塩辛は、昔は苦手な食べものの代表でしたが、学生の時に飲み歩いて仕送りが月初早々に底をつき、月末までの空腹を何度も助けてくれた恩人。苦手が今では大好きに変わるのですから、人生わからないものです。

ご飯のお供は、すべて保存が効くものばかりなので、都度セレクトできるように、色々な種類を買いだめして、その時の気分でローテーションして楽しんでいます。
はちみつ梅干しは、一度に2粒くらい。ご飯にのせて食べるのが、ひとつ。そして、そのまま食べるのがもうひとつ。甘酸っぱいので、酸っぱいのが苦手な方でも、いけると思います。

とくに旬なものに心を惹かれがちな秋ですが、これらは季節に関係なく、一年を通して味わう定番。変化球もいいですが、ド直球の定番があるからこそ、それが活きてくるのだと思います。

食べることって、ありがたいし、楽しいです。


【profile】
ぬくもりWebディレクター
清 真一朗 Shinichiro Sei
静岡市から電車で片道2時間半かけて毎日三ヶ日に通う自称旅人。甘いものとお酒が大好きな二児の父。毎日の運動量を超えるアルコール摂取で、ぽっちゃり体型を隠し切れないのが唯一の悩み。

⇒ この人の記事をもっと見る

【関連記事】
・なにもしない日は、パンとはちみつだけあればいい。

【最新のコラムは、メールマガジンでお知らせしています】
メールマガジン(毎週木曜)の登録はコチラ!