高校生くらいまでは、夕食のあとにアイスを食べることが幼い頃からの毎日の習慣でした。進学と一人暮らしをきっかけに、アイスを食べることがめっきり減ってしまいましたが、今でも昔を懐かしんで食べるアイスがいくつかあります。雪見だいふくもそのひとつ。

昔は冬限定の販売だったと思いますが、今では年中見るようになりました。寒い冬でも、こたつに入りながら食べる、みかんのようなイメージ。幼心には、あっという間に食べ終わってしまう高級スイーツのような存在だったと思います。その名の通り、やわらかなお餅の生地に、コクのあるバニラアイスの当時珍しい組み合わせが、はじめて食べたとき衝撃だったことを今でも覚えています。2つをあっという間に食べてしまい、口寂しくなった記憶も。

あれから数十年、最近では、雪見だいふくに、 #禁断の雪見トースト なるアレンジレシピが流行っているようですが、ロングセラーにはちょい足しや味変がつきもの。息長く愛され続けているものだからこそ、思い思いに自分なりのフレーバーを楽しむ遊び心が生まれるんだと思います。

すでに、バニラアイスとはちみつが合うのは実証済み。雪見だいふくに、はちみつが合わないわけがありません。それで試してみたところ、やっぱり合う。冷凍から20分~30分くらい冷蔵に移して、ほどよく柔らかい食感になったタイミングがまさに食べ頃とワタクシは思います。

お好みで上からはちみつをかけるだけで、ノーマルで食べるよりも、ぐっと和菓子感が増す気がします。
2つのうち、ひとつはノーマル。そして、もうひとつはちょい足しはちみつで食べ比べもいいですね。


【profile】
ぬくもりWebディレクター
清 真一朗 Shinichiro Sei
静岡市から電車で片道2時間半かけて毎日三ヶ日に通う自称旅人。甘いものとお酒が大好きな二児の父。毎日の運動量を超えるアルコール摂取で、ぽっちゃり体型を隠し切れないのが唯一の悩み。

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