【profile】
フードコーディネーター
渡辺 ゆき Yuki Watanabe
料理はもちろん、スタイリングから執筆までこなす。現在カメラマンの夫小林キユウ氏と小学生の女の子の3人暮らし。お料理のプロが暮らしの中で使うはちみつ活用術をご紹介します♪
鶏ひき肉を炒ってしょうゆや酒で味つけした、鶏そぼろ。簡単極まりない料理ですが、お弁当や卵焼きに入れたりするなどアレンジができ、忙しいときにあると重宝します。その鶏そぼろを、今日は「しょうがはちみつ漬」を入れて作ってみました。はちみつの甘みとキリッとしたしょうがの風味が絶妙で、しっとりさも格別。常備菜としてもおすすめですよ!
今日の材料は、申し訳ないくらいシンプルです。鶏ひき肉と「しょうがはちみつ漬」あとは、しょうゆ、酒、小麦粉だけ。思い立ったらいつでも作れますよ!
●「しょうがはちみつ漬」で作る鶏そぼろ
【時間】10分
【材料】作りやすい分量
・鶏ひき肉・・・300g
・小麦粉・・・大さじ1
・酒・しょうゆ・・・各大さじ2
・しょうがのはちみつ漬シロップ・・・大さじ2
・しょうがのはちみつ漬のしょうが・・・大さじ2
まずは、鍋にひき肉と小麦粉を入れて、よく混ぜま~す。
ひき肉に小麦粉をまとわせるように、しっかり混ぜてください。これが、しっとりした口あたりにするコツ。
続いて、しょうゆ、酒、しょうがはちみつのシロップを入れて、さらにぐーるぐる。
ぐちゃぐちゃになって、いいんです。しっかり混ぜてください(笑)
鶏肉を炒る前に、しょうがはちみつのしょうがを刻んでおきます。ひき肉よりちょっと大きめ、粗みじん切りくらいにざくざく刻みます。しょうがを入れる量はお好みでよいですが、たくさん入れればいれるほどおいしいです(あたり前!)。
さて、じゅうぶんに混ざったら、中火にかけて炒りつけます。
手早く、どんどん。ただひたすら、混ぜてください。
5~6分炒ってだいたい火が通ったら、しょうが漬けを投入。これが、おいしさのポイント。生のしょうがを刻んで入れたのとはまるで別ものの、おだやかな甘みと深みを出してくれる立役者です。
さっと炒めたら、はい完成です!
我が家(大人2人・中学生1人の3人家族)では一度に300~400gくらい作ることが多いですが、ご家族の人数に合わせて作る量は調整してください。冷蔵庫で3~4日は保存できますが、それ以上保存したいときは冷凍するとよいでしょう。ぽろぽろなので、割と簡単に解凍できます。
そのまま白いご飯にのせて、「いただきまーす!」
鶏そぼろを多めに作ったら、こんな食べ方もおすすめです。
・卵焼きに混ぜて
・ナムルとご飯にのせて簡単ビピンパに
・炒り卵や紅しょうがとご飯にのせて、そぼろ弁当に
・トーストに
・冷ややっこにのせて