せんむ・ぶんぶんブラザーズ☆弟
長坂 恭輔 Kyosuke Nagasaka
先日コストコに行って一番人気らしいディナーロールを買ったのですが、量が多くて結構余り冷凍庫のスペースを使い切ることになってしまいました。そこで、普通に食べるのも少し飽きた頃だったので、子どもと一緒にはちみつラスクを作ってみることに。ラスクってもともとパン屋さんが余ったフランスパンを使って作り始めたみたいです。
むかし小さな頃に近所のパン屋さんで食パンの耳を揚げたやつが売っていて、それがすごくおいしかった記憶があります。捨てられるはずの耳がこんなにおいしくなるなんて、パン屋さんすごいなーと感心していたことを思い出しながら、余ったディナーロールをひたすらカットしていきます。
バターがなかなか溶けなかったので、軽く電子レンジにかけて少し溶けたところで子どもにかき混ぜてもらい塗りやすい感じに。グリグリする系の仕事は子どもの得意分野なので任せます。バターが良い感じに塗りやすくなったら、そのまま今度はパンの表面にヌリヌリする仕事も頼みます。
バターを塗り終えたディナーロールをオーブン用の角皿に敷き詰めたら、一番たのしい砂糖を振りかける仕事がまっています。ここは二人でたっぷりと振りかけて楽しみました。最後は130℃で10分焼いたあとに、160℃で5分焼いたらサクサクのラスクの出来上がってきました。
シロウト二人が残ったパンで作ったラスクですが、商品として売られているラスクよりもおいしかったかもしれません。少なくとも、商品を購入して食べたときの喜びよりも、自分達でつくって出来たてのラスクを食べた時の方が、こどもの喜びが大きかったことは間違いありません。
手作りってちょっと手間ですけど、凄い。その瞬間に世界にひとつだけだし、本当においしいものよりもおいしくなったりします。
残ったラスクはお友達にプレゼントするみたい。喜んでもらえると良いですね。