朝早起きしてすぐさま自転車で立ちこぎ全速力、6時前のJRに飛び乗ります。そのあと、天竜浜名湖鉄道(天浜線)に乗り換え、野山を駆け巡り長坂養蜂場に到着。そんな毎日の生活をはじめて早一年。

昔営業をしていた頃、車で静岡県内を回っていたとき天浜線の名は聞いてはいましたが、まさか20年後にわが相棒になるとは当時想像もできませんでした。いまは、行き帰りがまるでさすらう旅人のようで、なんともワクワクな日々を送っています。

ワタクシの毎日背負うリュックには、ぶんぶんとるんるんが居ます。

そして、必ず二代目の蜂蜜(小ボトル)とはちみつ飴を忍ばせています。はちみつは、毎日の旅を彩る心づよいおともです。

天浜線って、交通手段としての乗り物というより、どこかアトラクションのような雰囲気があります。まさに野山を駆け巡るアドベンチャーワールド。車両の先頭に座る運転手さんの横のスペースにいると、ぐんぐんと森をかき分け進んでいく景色をみてなんだかスリリングな気持ちに。そして、窓から見えるのどかな景色や停車駅では、どこか昔ながらの原風景がそこにあります。
はちみつ飴の素朴な甘さを味わいながら眺める、車窓からの四季の移ろいもまた格別。

天浜線と旅のおとも、どちらもおすすめです。
これからの秋の紅葉シーズン。乗っては降りての途中下車の旅、いかがでしょうか?


【profile】
ぬくもりWebディレクター
清 真一朗 Shinichiro Sei
静岡市から電車で片道2時間半かけて毎日三ヶ日に通う自称旅人。甘いものとお酒が大好きな二児の父。毎日の運動量を超えるアルコール摂取で、ぽっちゃり体型を隠し切れないのが唯一の悩み。

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