冬の寒さも少しずつ和らぎ、木々の合間から差し込む朝の光も優しげな表情に。
子どもが幼稚園で作ってきたおひなさまに心がほっこり。山の春はもう間近です。
今回は、春の訪れとともにいつも思い出す遠い昔(笑)の思い出と、それにまつわるカクテルのお話です。
・・結婚式を控えた冬のある日、買い物に出かけました。ちょうどパリ旅行が当たるキャンペーンをしていたらしく、「パリか・・行ってみたいな」と思いながらふらふらしていると向こうの方でカランカランと鐘の音・・。振り向くと、そこには驚く妻の姿。パリ旅行が当たった瞬間でした。
ただ、行ったのは2月、冬のパリ。曇り空が続き、グレーに覆われたパリの街並みを歩くなか、はっと目を惹いたもの。それは、可憐に咲くミモザの花々でした。鮮やかな黄色の花をほころばせながら、パリの街に一足早く春の華やぎを添えるミモザに心を奪われました。
・・そんな旅を経て、式のテーマは「ミモザ」になりました。ブーケもアーチもすべてミモザの花を中心に飾って頂き、じゃあ乾杯もミモザカクテルにしよう。・・そんな様子を見ていたシェフが、粋な演出をしてくださいました。それは、「三ヶ日みかんジュース」を使うこと。通常、ミモザカクテルはオレンジジュースとシャンパンで作りますが、オレンジのかわりに地元の美味しい三ヶ日みかんジュースを使って特製ミモザを作っていただきました。ミモザカクテルもパリ生まれ。今ではミモザの花とともに、ミモザカクテルも特別な存在です。
3月、長坂養蜂場ではベニスモモの木が薄紅色の可憐な花を咲かせます。別れ、新たな旅立ち、出会い・・人生の節目となる季節。そんな春の特別な時間に「三ヶ日みかんのミモザカクテル」を。ミモザカクテルは同量のオレンジジュースとシャンパンを割ったものですが、オレンジジュースのかわりに「三ヶ日みかん青しぼり・熟しぼりジュース」を使います。
〜特別な春の日。三ヶ日みかんを贅沢に味わう至福の一杯〜
「三ヶ日みかんのミモザカクテル」
【材料】
●三ヶ日みかん青しぼりor熟しぼりジュース(お好みで)
●お好みのシャンパン(スパークリングワインでもOK)
作り方はいたってシンプル。
1・三ヶ日みかん青しぼりor熟しぼりジュースをグラスの半分まで入れる。
2・静かにシャンパンを注いで満たす。
3・マドラーで軽くかき混ぜて出来上がり。
本当に簡単なのに、すごく美味しいカクテルです。青しぼりジュースを使うと早摘みした青みかんの酸味を、熟しぼりジュースを使うと濃厚な飲みごたえを楽しめます。そこにはちみつの甘さとシャンパンの華やかさが加わって、繊細で爽やかな春の味を楽しめます。ノンアルコールのシャンパンを使えば家族みんなでも楽しめます♪
ミモザの花言葉は、「幸せはどんどん成長する。」この春の特別な時間を三ヶ日みかんのミモザカクテルで乾杯しながら、皆さんの幸せがどんどん膨らみますように・・BEE HAPPY!
【お知らせ】三ヶ日みかん熟しぼり・青しぼりデザインリニューアル!
3月7日(木)〜、三ヶ日みかん熟しぼり・青しぼりがデザインも新たにリニューアルして登場です!みかんからこぼれ落ちる果汁とはちみつが溶け合うようなやさしいラベルデザインに生まれ変わりました♪
三ヶ日みかん熟しぼりは、完熟した青島みかんをまるごとしぼった、果肉たっぷりの贅沢な飲みごたえ。
三ヶ日みかん青しぼりは、早摘みした青みかんの風味がさっぱり飲みやすく、はちみつとの相性もぴったり。
ぜひ、この春の特別な日にお楽しみください♪
【profile】
ぬくもりデザイン室スタッフ
加藤 隆康 Takayasu Kato
大河ドラマ「井伊直虎」で登場した井伊の隠し里「久留女木の棚田」の近くで暮らす二児の父。時々出会う猿や鹿や猪に怯えつつ、山とはちみつのある暮らしを自然体で楽しむ日々のあれこれを綴ります。